デリケートゾーンのにおい
デリケートゾーンのにおい、気にしている女性は多いようです。例えば
等々・・・。
しかし、中々他人に相談しづらいことですし、誰にも打ち明けられずに、長い間1人で悩む人も多いと言います。
男性も気づいています
そして、そのにおい、実は男性も気がついています。
ある調査によれば、デリケートゾーンのにおいが気になった事があると言う男性は80%を超えています。
しかし、その事を女性に伝えた事がある男性は8%程度。つまり、90%以上が、気になったけど黙っているのです。やはり、男性としても中々言いづらい事なのですが、心の中では
・折角良い雰囲気になっても、においのせいで冷めてしまう
・花の香りのサプリを飲んでるようだけど、においが混ざって逆にキツイ
と。つまり、男性は「何とかして欲しい」と思っているのです。
勿論女性の側も何とかしようと、石鹸やボディーソープで念入りに洗ったりするのですが、思うように効果が出ません。何故でしょう?。
デリケートゾーンのにおいの原因は雑菌臭やアンモニア臭です。多くの女性が実感していると思いますが、これらの原因に石鹸やボディソープは効果がありません。解決のためには、デリケートゾーンのための製品が必要です。
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においの原因と対策
そもそも、デリケートゾーンのにおいの原因は何でしょう?。上でも少し触れましたが、1つは膣内に残った汗や尿に雑菌が繁殖して発生する雑菌臭。そして、もう一つは尿そのもののアンモニア臭です。
デリケートゾーンは脇の下などと同様、汗腺が発達しているために汗をかきやすく、湿度が高い。おまけに、普段日光が当たらず、体温によって一定の温度が保たれているため、雑菌が繁殖するのに絶好の環境が整っています。
普段から雑菌の繁殖しやすい環境になっていることに加えて、生理中にはナプキンや下着の締め付ける事で普段以上にムレたり、経血に含まれるたんぱく質や恥垢(ちこう)と呼ばれる垢は雑菌にとって絶好の栄養源となります。そのため、普段よりもにおいが強くなるのです。その他、体調の悪いときにも、においが強くなる傾向があります。
対策
デリケートゾーンのにおいの対策は、清潔を保つ事が基本です。そしてムレないようにすること。そのためには、通気性の良い下着をつけて、こまめに洗う事です。
しかし、石鹸やボディーソープだと逆効果になったりします。石けんやボディーソープは油や皮脂は落とせますが、雑菌が繁殖する原因となるタンパク質系の汚れに弱いのです。においが取れても一時的で、またすぐににおってしまいます。それどころか、洗浄力の強い石鹸などで洗いすぎると、デリケートゾーン内部が炎症を起こしてしまうこともあります。
しかも、膣内はいわゆる善玉菌が存在し、
・膣内を酸性に保つ
・抗菌物質を作り出す
事によって、悪玉菌の侵入や増殖を防いでいます。これを一般的なアルカリ性の石鹸やボディソープで洗ってしまうと、膣内の酸性が弱まり、善玉菌自体を洗い流してしまい、結果雑菌が繁殖しやすくなって、逆ににおいが強くなってしまう事もあるのです。
そこで、デリケートゾーンのための専用石鹸を使い、指の腹を使って傷つけないように優しく洗って下さい。溝の部分に溜まった恥垢や汚れは、シャワーしただけでは落ちません。
.病気の可能性も
よく、「病気ではないか?」と心配する方がいますが、確かに、においの原因が病気であることがあります。
判断の基準は「おりもの」。
・量が多くなった
・色が黄色や褐色になった
・カッテージチーズのようにポロポロした状態になった
この様な状態は、性感染症や細菌による炎症が疑われます。自己判断せず、速やかに婦人科を受診しましょう。治療は、塗り薬や内服薬が一般的です。
この他、体質的ににおいがきつい「すそわきが(外陰部臭症とも呼ばれる)」と言う症状があります。名前の通り、わきがと同じもので、アポクリン腺から分泌された汗と皮脂腺から分泌された皮脂が細菌によって分解されて、においを発します。
すそわきがに対しては、ボトックスの注入や電気凝固法と言った治療法があり、医療機関を受診することで治療を受けられます。